Japanese Green Tea Factory,
Shop & Cafe FUJIEN
銘茶の産地では、朝な夕なに「霧」が茶畑を包みます。霧が茶葉にやさしく水分を与えてくれると共に、日差しを適度に遮ってくれるので茶葉の旨味をゆっくり育てることができるのです。
当園では、富士山の山霧に育まれた茶園にて農を営み、八十八夜の季節、毎年生育の異なる新芽を臨機応変、最高の香味を引き出すべく製茶しています。自園の茶葉のみで仕上げたお茶はもちろん、代々受け継ぐレシピをもとに、他産地のお茶をあえて合組(ブレンド)することで富士山麓茶園の滋味を活かす茶師の技にも芸を磨いております。専門の深蒸し煎茶を筆頭に、個性豊かなお茶づくりを心がけています。
大きな窓と自慢のテラスからは、雄大な富士山を間近に望み、富士山系の地下水で淹れたお茶をお召し上がりいただけます。
お茶の長い歴史において、その味や色、また飲む器の大きさや質にもさまざまな傾向があり、近年の多様な食文化に適ったお茶として当製品は開発されました。
静岡伝統の深蒸し製法をさらに発展させできたお茶は「玉露のような、抹茶のような深蒸し茶」。
夏は水煎で、群緑の水色(すいしょく)とまろやかさ、日本茶特有の「海苔香」をお愉しみいただくのもおすすめです。
また、近年需要の高まるティーバッグにも、嗜好品としての価値に耐えうるお茶を…との思いから、シリーズを展開しています。
日本の精神文化をお茶を通して伝えたい。
古代中国、神農帝の伝説に始まり、お茶が人類の歴史に現われてより、人とお茶との歩みは必然、宗教や芸術、あるいは政治、経済と、形而上下にかかわらず結びつきながら発展、日本茶文化の今があります。
このような悠久の茶文化に思いを馳せるにつけて、その末席において責任を果たすとはと自問自答した結果、煎茶道を志向した芸術品としてのお茶を、機械での製茶技術からも学び取り入れつくりました。
日本茶文化に異国情緒を添える和紅茶…明治期より紅茶輸入自由化により衰退をはじめる昭和46年頃まで、日本の紅茶産業は隆盛を極めていました。平成期に入ると新たな優良国産紅茶用品種も台頭し、復刻の機運が高まります。
そのような潮流をうけ、当園でも一貫した紅茶生産に取り組んで参りました。
富士山の火山灰土によって育ったお茶の特徴的な滋味が醸す、甘露を思わせるコクと、甘くほんのりとした香りはカステラやどら焼き等にぴったり。まずは何も入れずにストレートでどうぞ。
さまざまな環境問題を通して、自然への影響を考える機会も多くなり、産業レベルでは、「持続可能な開発目標」等のキーワードを目にする機会が増えた昨今、水をはじめとする自然の恩恵によって成り立っている私たちの茶業に於いても、サスティナブルとはどうあるべきか問い直す機会となった。
茶の生命に学ぶ姿勢で、2019年3月12日に土壌改良を施し、それ以降、化学肥料農薬を散布することなく、樹勢の向上と品質の維持に成功、答の一つとした第一弾。
朝霧高原の広大な自然の中で、おいしいお茶を飲んでいただきたいとの思いから、テイクアウトでお茶をお召し上がりになりたいお客様には、朝霧茶房限定でこちらの湯呑にて提供させていただきます。
口作りにお茶が美味しく飲める工夫がされており、飲み終わったらお土産としてご家庭で使っていただけます。
また、資源を大切にする取り組みとして、おかわりを御希望のお客様には100円引とさせていただいております。
一週間前まで
世界に一つ、オリジナルブレンドの抹茶入り玄米茶を作って、お土産にしませんか?数種類の煎茶をご用意、試飲をしていただきながら茶葉の説明を致します。30g程度が入るマイティ缶を用いて、試飲をしたお煎茶と焙煎した玄米、お抹茶をご自身の感性で合組(ブレンド)し、茶師の伝統技能を体験、自分だけの作品をお持ち帰りいただけます。
富士山麓の自然の中で、急須の香を聞き、お好みの茶味を描きながら、ゆったりと古の茶文化に思いをはせて下さい。お茶好きはもちろん、食育にもなり、親子でのご利用が人気です!出来上がったお茶は、ご自宅でお召し上がりいただくまでのお楽しみ!